2013/01/31

日本の国防軍保持に対する「アジア」のリアクション



Asia Population Density Map / Jeff McNeill
安倍首相、東南ア歴訪時に国防軍保持を説明 ユドヨノ大統領賛意 - 産経
(インドネシアのユドヨノ)大統領に異論はなく、「完全に合理的な考えだ。防衛力を持った日本は地域の安定にプラスになる」と賛意を表明した
首相は東南アジア歴訪で、ベトナムのグエン・タン・ズン、タイのインラック両首相にも集団的自衛権行使を容認する考えを伝えたが、両首脳からも異論は出なかった


日本の軍事的強化につながることがあると
報道では「アジア」各国の反発が懸念されるなどという
言われ方が多いように思うのですが
彼らの使う「アジア」は、中国と朝鮮半島を指していることが多いです。
国の数からすると圧倒的に東南アジアの方が多いのですが
声の大きい少数国の意見が
アジアを代表しているかのように伝えられがちなのが
日本のマスコミの嘆かわしいところです。

時系列が前後してしまうのですが
昨年11月の記事に例がありました。
社説:自民の「国防軍」 名称変更の意図を疑う - 毎日新聞

1954年に設置された自衛隊は、侵略戦争の経験を踏まえてあえて「軍」の表現を避けて名付けられた。「軍」の復活はかつて日本が侵略したアジア諸国に、よけいな反発を呼び起こしかねない。

翌12月にはフィリピンの外相が日本の国防軍化をはじめとする軍備増強に賛意を表明しています。
デルロサリオ外相は、「われわれはアジア地域でバランス形成の要因を求めており、日本はそのための重要な存在になり得る」と述べ、中国に対抗するための日本の「再軍備」を「強く歓迎する」と語った
そして今月、上記のリアクションです。
毎日新聞の言う「アジア」諸国ってどこでしょう。

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