2013/01/30

政府のアルジェリア対応



20110724 Algeria launches hybrid power plant/ Magharebia

【佐藤優の地球を斬る】アルジェリア 武力突破以外に解決策なし - iza
本件に関して、新聞や週刊誌の記者から、コメントや背景事情説明を求める電話やメールが届いたが、質問を聞いて強い違和感を持った。質問が、「アルジェリア人質事件に関する日本政府の対応のどこが問題ですか」というものだからだ。安倍政権、もしくは外務省の対応に瑕疵(かし)があるという前提で取材を進めている筆者は、それに対して、「日本政府は現状で最善の対応をしていると思います。基本的に問題があるとは思いません」と答えると、どの記者も一瞬、黙ってしまう。
 安倍首相、声を荒らげ「攻撃どういうことか」- 読売新聞
タイから、アルジェリアのセラル首相に電話した。
「人命優先を要請していたはずだ。攻撃するとは一体どういうことか。米英の支援を受けたらどうか」

今回の事件をなんとか安倍政権のマイナス点にしようという
一部マスコミの空気は、テレビやネットの報じ方で判るところもありました。
他国で起きている事件に対し、
まして左派勢力・左派マスコミの積年の努力(?)により
法整備もままならない自衛隊を擁し、満足な情報機関も持たない日本に
自律的な行動の選択肢はそれほどないはずです。

強力な特殊部隊をもつ米英ですら同様に犠牲者を出しつつも
アルジェリア政府独断での強硬な措置を
最終的には「適切」と評価しています。
当事国への要請・政務官の派遣など日本政府の対応を土台に
今後の組織や法律の整備など、建設的な議論はできないものでしょうか。

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