2013/02/17

東芝 10インチAndroidタブレット AT501


2月15日に東芝から10インチAndroidタブレットの新製品
REGZA Tablet AT501 が発売されました。

東芝のタブレットといえば
大画面で地デジチューナー搭載のAT830や有機ELディスプレイのAT570など
日本メーカーにしては尖ったモデルに魅力を感じていたのですが
AT501はいちばん保守的な仕様だったAT500の廉価版らしいです。
実際に現在のカカクコム安値は
AT501が¥36,800、AT500は¥47,800になっています。

AT501の主なスペックです。
  • 大きさ 10.1インチ
  • 解像度 1280 x 800 IPS 液晶 ←nexus10の2560x1600を見ると、どうしても陳腐...
  • OS Android 4.1 ←AT500からは順当にバージョンアップ
  • プロセッサ Tegra 3 (4コア 1.3GHz) ←今となってはフツー
  • メモリ 1GB ←もうちょっと欲しい...
  • ストレージ 32GB
  • 無線 802.11b/g/n ←しつこいようですが電子レンジと干渉するやつ
  • Bluetooth 3.0
一見すると、AT500の保守的なスペックほぼそのまま。
OSをきちんとバージョンアップしましたよ。くらいです。
間違いさがしすると...
  • 厚さ 9.0mm→10.5mm など全体的にミリ単位で大きくなっている
  • 重さ 590g→625g と重くなっている
  • HDMI出力端子・クレードル端子の省略
  • カメラのスペックダウン
  • SDカードスロット→micro SDカードスロットに変更
など、涙ぐましい差異が見られます。
売り出し直後の価格でも一万円程度の差異があるので
部品などのコストダウンを相当がんばったのでしょう。

本当に涙ぐましい。
ですが。
同じ10インチタブレットでは解像度2560x1600のNexus10
¥36,800で買えてしまうため
そこまでインパクトがないかなというのが正直なところです。
ちなみにNexusタブレットはグーグルが普及を狙って
戦略的に安く販売しているんじゃないか説が有力です。
アプリでもうけるAmazonのKindleのようなビジネスモデル。
Nexus10も実は構成部品を単体で買っていくと9万円以上するとかいうお話があります。
メーカーはタマランですね。

東芝のREGZAユーザでしたら、積極的に買う理由はあります。
REGZA関連のアプリを使って
テレビ番組をタブレットで視聴できる環境が
これまでより安価に手に入るようになったということです。

あとは...10インチのタブレットはNexus10(韓国Samsung製)だけではなく
ASUSAcerの台湾勢もすでに、同じような...またはより良いスペックのものを
より安く販売していますので...
「絶対日本メーカーじゃなきゃヤダ!」という人には
それなりの選択肢なのかもしれません。...苦しい?苦しい?

関連:忘れやすいの: タブレット関連のまとめ

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