2013/02/18

慰安婦と反原発



Protest March / Yuya Tamai


2月13日、大阪府警が「日本軍慰安婦問題・関西ネットワーク」の
関係者を家宅捜索したそうです。
その団体のホームページからの引用です。
昨年8月、私たちは「慰安婦」問題と関連して、被害者を貶める発言を行った橋下大阪市長の「証拠があるなら(韓国側に)出してもらいたい」との暴言を受けて来日した、「慰安婦」被害者の金福童さんを迎えて9月23日、証言集会を開催しました。86歳の被害者が、橋下市長の発言の撤回と謝罪を求め、歴史の事実を証言、会場は多くの参加者であふれました。この日、多数の仲間が場内整理にあたったため、集会は混乱もなく無事に開催されました。
集会から半年近くたった2月13日早朝、大阪府警(公安三課)は、とんでもない弾圧を仕掛けてきました。昨年9月のその集会に参加していた4名の仲間を在特会メンバーからの「被害届」にしたがって「傷害事件」の「被疑者」としてでっちあげ、個人宅及び関係事務所など5ヶ所の家宅捜査を強行したのです。一方的に「被疑者」とされた4名のうちには、昨年反原発や放射能がれき受け入れ反対の闘いの中で拘束・起訴され、今も大阪拘置所に勾留中のHさんも含まれています。警察権力による弾圧はこれにとどまりませんでした。集会の主催者である私たち関西ネットに対しても攻撃の手を伸ばし、連絡先としている「Cafeナビ」にも、同時に強制捜査が行われたのです。

表現が感情的で解りづらい部分があるのですが
流れをまとめるとこんな感じです。
  1. 大阪市長の橋下さんが「慰安婦の証拠があるなら出して」と発言
  2. 発言を受けて、なぜか証拠ではなく疑われている「証人」が来日・集会
  3. 集会から半年後、在特会メンバーの被害届に基づき集会参加者の家宅捜索
集会と被害届の関係はいまいち読み取れないのですが
おそらく被害届の内容が「混乱もなかった集会」で
何かあったとされているのかなーと推察されます。

興味深いのは以下の部分です。
「被疑者」とされた4名のうちには、昨年反原発や放射能がれき受け入れ反対の闘いの中で拘束・起訴され
慰安婦と反原発の運動が
一部で結びついていることが伺えます。
反体制・社会運動ということで、つながってしまうのでしょうが
寄付・補助金・利権でこの手の運動を
「なりわい」にしてしまっている方々がいるのは事実です。

反原発はまじめに考えてやっている方も結構いそうですので
こういうキナ臭さは、ちょっとかわいそうでもあります。
私自身は反原発の考えはないです。念のため。

にほんブログ村 ニュースブログ ITニュースへ