2014/03/23

まもなくMacBook Airがアップデート!? 今年、MacBookに新製品ライン!?

MacBook AirMacBook Air / Antonio Tajuelo

MacBookに関する新製品情報が伝えられています。
中国Weiphone.comのフォーラムへの投稿が情報元になっています。中国…と聞くと、疑わしい気分にもなるのですが、過去にはiPhone5Sや5Cに関するリークもあったりした、侮れないメディアだったりします。

その投稿による情報は次の通り。

  • MacBook Airのアップデートはまもなく!
  • MacBook Proのアップデートは9月まではないよ
  • まったく新しい12インチMacBookを開発中。ファンレスで物理的なボタンがない新しいトラックパッドを搭載。
  • Appleのスマートウォッチは試作段階なので、まだ発表はないよ

MacBook Airについては、過去にIntelの新CPUのリリーススケジュールを元に7〜9月との予想がありました。発表だけはまもなくだけど発売はまだ先….というパターン。あると思います。

新しい12インチのMacBookについては、Apple関連メディアに「信頼できる」情報元としてよく登場するKGI証券のアナリストKuo氏も、以前に言及していますので、今回の情報はそれを裏付けた格好になっています。当時のKuo市の情報は下記。

  • MacBook Airでやったように、ラップトップコンピューティングを再定義する ( ー`дー´)キリッ
  • 11インチのポータビリティと13インチの生産性を合わせ持つ斬新なモデルになる
  • 高い解像度のディスプレイ(Retina)はMacBook Proのような素晴らしい映像を実現する
  • 現行のMacBook Airよりも軽くて薄くなる
  • プロセッサはAppleのA8ではなく、インテルチップを採用する
  • 現在のAppleノートPCよりも安くなる可能性がある
  • 2014年の第2か第3四半期(4〜9月)に発売

そんな革新的な製品の発売を間近に控えてたら、誰もMacBook Airの新製品に食いつかないんじゃ…という気はしなくもないですが、「クラウド時代にフィットした」「ファンレス」製品などの情報に着目すると、ChromeBookのような性格の製品なんじゃなかろうかという気はします。

Intelのメインストリームは今年はマイナーアップデート(Haswell Refresh)しかしないと言われているので、CPU的な革命は起こらない。…とすると、「ファンレス」で現行モデルより「薄い」製品なんて現行のパフォーマンスそのままだとつくれません。排熱的に。iPadとかに使われているプロセッサ「A8」じゃないよ〜とかわざわざ言及しているところからも、そのレベルのパフォーマンスのCPUが載るってことなんじゃなかろうか。どこかでスペックに妥協しないと現行品よりも「安くなる可能性」というのも説明がつきません。
映像面は妥協せずに、CPUとストレージあたりを削ったネット特化みたいなものになるんではなかろうか….というのが、私的に無責任な予測です。 MacBook Airに取って代わるものというよりは、ChromeBook的な製品ラインが増えるだけじゃあないかしらん。

MacRumors

2014/03/17

...で、iPhoneのコネクタはmicro USBになるの?

iPhone 5 - Lightning Connector, Speakers, and Headphone JackiPhone 5 - Lightning Connector, Speakers, and Headphone Jack / William Hook

最近、iPhoneのコネクタがiPhone5から採用されたlightningコネクタではなく、micro USBになるかも?というニュースが世間をにぎわしています。

携帯情報端末の充電コネクタを統一するとする欧州委員会(EUの執行機関)の提案を、EUの立法機関にあたる欧州議会が3月13日に採択したことを受けてのニュースのようです。採択を受けて、今後EU加盟各国で国内法として立法・施行されていく、という流れになります。

コレを受けて、少なくともEU域内ではスマートフォンの充電端子は2017年までにmicroUSB互換のコネクタに統一化されていくようになるそう。
すでにAndroidは世界的な潮流になっている気もします。で、microUSBとはいっても、まだまだ先の2017年までには、現在普及している規格ではないType-Cといわれる裏表のない(そう、lightningコネクタのようにね。)形状のコネクタが一般的になっていると予想されるので、Appleが採用するとすればType-Cじゃないの?と言うことになる模様です。

実は、EUが充電コネクタを統一したがるのは、これに始まったことではありません。
2009年にはすでに主要な携帯メーカーが欧州委員会のもとでmicroUSBでの標準化に合意をしました。たぶん最近のAndroidの端子がやたらmicroUSBなのはそのせいです。この合意したメーカーの中にはAppleも入っています。

で、Appleはどうしたか。
こんなUSB変換アダプタを発売しました。おっ…おぅ。当初はヨーロッパ域内でしか買えずに、一部でおみやげの定番品とも言われていた品ですが、いつの間にか普通にAppleストアでも入手できるみたいです。

もちろん、今回の採択で、ただの“合意”ではなく義務になったので、何らかの対策には迫られるはずです。しかし、アクセサリビジネスでもがっちり儲けている(「Made for iPhone」的なアレ)Appleにとっては、あまり妥協したくない点であるのも事実でしょう。

まったく無根拠ですが、EU域内だけアダプタ標準添付!とかでお茶を濁すんじゃないかという推測….というかやんちゃをしてほしい気もします。30pinからlightningへの移行で涙したアクセサリメーカーの方々は、また近い将来に悶々とするんでしょうね。

International Business Times

2014/03/16

iOS8はこうなる!? - 通知センターやメッセージに更なる変更

iPhone 5SiPhone 5S / Janitors

iOS7.1がリリースされたばかりですが、次のiOS8のウワサというのが既にあったりします。
Apple情報サイト9to5macが、“情報元たち”からもたらされた情報をリストにしています。 さらにざっくり要約してしまうと

  • 通知センターから”未確認”タブがなくなる
  • アプリ間の連携が可能になる
  • ボイスメモのインタフェースを刷新する
  • メッセージに自動消去オプションがつき、一月後や一年後に消去できるようになる
  • ゲームセンターアプリは廃止。ゲーム内でサービスが利用できるように。
  • WiFi接続によるCarPlayができるようになる(現状ではLightningケーブル接続が必須)

もちろん、まだウワサ段階ではあります。

アプリ間の連携はiOSの強みでもあり、弱みでもあった部分です。アプリ間のデータのやり取りをやりにくくすることで、アプリが特定のデータしか触れないので高セキュリティにつながっていたという側面があります。反面、「ここから、あのアプリが呼べればな…」というような、痒いところに手が届かない状況も生んでもいたわけですが、いい感じに緩和されていくかもしれません。

メッセージの自動消去オプションは…Appleがたまにやる一般アプリからの機能のパク…おっと…取り込みのようにも思えなくもないですが、世界的なブームに沿った機能ですね。後から見返したくなるような仕事やスケジュールの話は従来通り履歴を残して、バカ話には積極的にオプションをつける、みたいなことができれば勝手に整理できて便利そうです。

CarPlayは、CarPlay自体をやったことがないのでなんとも言えぬ部分はありますが、何につけてもケーブルレスというのは思いのほか気持ちいいものです。ケーブルにつなぐアクションもなく、クルマにのったら即CarPlayできるほうが確かに便利そう。ただ、そうなると電池が心配ですね。ずっと起動しているということですので。ご一緒にQiなど無線充電規格に対応してくれたりすると完璧なんですが。

9to5mac

2014/03/15

大画面iPadの開発が「棚上げ」に!?


iPad Pro
iPad Pro / Brett Jordan


Appleの開発が噂されている大画面の12.9インチiPad。世間では“iPad Pro”などとも呼ばれています。台湾紙Digitimes発の情報によると、開発が棚上げになっていると言われているようです。

Appleだけでなく、多くのベンダーの大画面タブレットの開発が従来の開発者やエコシステムからの支持を得られずに困難に直面しているという記事。その中で、「Appleも大画面タブレットのプロジェクトを棚上げしたそうだ」と言及されています。

However, most of the large-size tablet projects face difficulties because of lack of support from related platform developers and ecosystems. Apple has also been said to shelved its large-size tablet project.

その他、ゴニョゴニョ書いてありますが、私がおーっと思ったのはGoogleが8.9インチのNexusを2014年中に出そうとしている情報くらいでしょうか。

iPad Proについては、いつも「信頼できる」と言われるApple情報の情報源になっているKGI証券のアナリスト Kuo氏がすでに今年はなさそうという見通しを発表していますので、それを一部裏付けた格好です。

同じタイミングで同氏は、iPad Airの第3四半期後半のアップデートがあると見ていますので、下半期には8.9インチNexusとのガチンコ対決になるかもしれません。

Digitimes

2014/03/14

iOS7.1アップデート - 地味ながら便利な変更点



iOS7.1が3月11日にリリースされました。
先日発表されたCarPlayの正式サポートや、Siriさんの日本語がいくらか自然になったこと、日本語でもSiriさんが性転換できるようになったことあたりが大きく分かりやすい変更点だと思います。

しかし「CarPlayの対応車はまだまだだし、Siri使わないからアップデートいいや。」とはならない、地味な変更点も数々含まれていたりします。

FaceTime通話にほかのデバイスで応答した際の通知

FaceTimeで着信があった場合、他のデバイスで応答した際には、FaceTimeが着信した通知が勝手に消えるようになりました。
最近、MacでもFaceTimeAudioが使えるようになっていますが、Macと併用している人だけでなく、iPod TouchとiPhoneを併用しつつFaceTimeを使っている方にも地味にうれしい変更です。

iPhone 4のパフォーマンス向上

これまでが遅すぎたんじゃ…というツッコミもありますが、iPhone4では、アプリの起動が体感できるレベルで早くなっています。
Appleは昔の機種のユーザーも大事にしてくれるのぅ。すばらしい。…という人情的・牧歌的なお話しということでは多分ないです。今年2月には新興市場向けにiPhone4の生産が再開されたという報道がありましたし、iPhone4の中古も大量に新興市場に出回っているようです。比較的iPhoneが弱い市場でAndroid陣営と戦っていくためには、放置しておけない機種…という事情があると思います。

Siriさんと積極的に話す機能

ホームボタンを長押しして「ぽにょん」音のあとに質問する。ちょっとした沈黙のあと、Siriさんが会話終了を自動認識して何か答える。…というのが従来の方法でしたが、今回のアップデートから、ホームボタンを長押ししたままで話しかけ、長押しをやめることで会話終了を明示的に伝える、という操作もできるようになりました。
使ってみると、こちらのほうがスムーズに会話できる気がします。沈黙時のまわりの音声を拾ってしまうこともなくなりますので、ストレスが減りそう。Siriさんの日本語も上達したことですし、これまでSiriイラネーと思っていた層にも浸透がはじまるかもしれません。

セキュリティ系のアップデート

見た目や新機能だけではなく、例によってセキュリティ系のアップデートもわんさか含まれています。これぜーんぶセキュリティ系のアップデート。「アップデート」といえば聞こえがいいのですがバグ修正です。
写真を消してもキャッシュに残っちゃうとか、そういう軽微そうなものもありますが、物理的にiPhoneを触れる人がiCloudパスワードなしで「iPhoneをさがす」機能を無効にしてしまえるという重そうなものも含まれています。うっかり忘れたりした場合には、致命的になりかねないバグ。そんな修正も、こっそり含まれています。


「地味ながら便利」なアップデートがあるのはうれしいですが、セキュリティ系のアップデートは重要性によっては、もうちょっと大きな声でアナウンスしてほしいなと思ったり。

Apple iOS7.1

2014/03/06

CarPlayのムービーが続々公開 - 垣間見える未来


先日発表された、AppleのCarPlayですが、まもなく対応車を発表するとされていたボルボ、メルセデス、フェラーリに関連する動画が、続々と公開されています。
CarPlayとはどういう機能なのかが、なんとな~く見えてきます。

Volvo




Mercedes




Ferrari




さすがにナイトライダーとまでは行かないものの、ちょっとした近未来を感じさせてくれる機能です。

電話メール・メッセージの操作」+「これまでクルマ側の機能であったカーナビオーディオの機能」というのがキホンのようです。また、動画ではiOSの基本機能のアイコンに並んで、フェラーリやメルセデスのエンブレムのアイコンがありましたので、メーカー独自の機能を付加する余地もあるようです。

ボルボの動画では温度調節を同じパネルでやっています。最下段に並んでいる一連のエアコン機能群のようなアイコンは他メーカーの動画には出てきませんので、これはメーカー独自のタッチパネルコントローラーをCarPlayに対応させているようです。

メーカー独自の裁量がどこまで許されているのかは判りませんが、これが普及していけば、クルマの操作インタフェース自体がだんだんと変わってくるかもしれません。電話をかけたり、メッセージを読み上げたり...という機能よりも、クルマのインタフェースへの影響の方が大きくなる可能性があると思います。

たとえば、今のままでも(もしMapアプリのナビが使えるレベルであれば…ですが、)CarPlay対応のクルマに乗れば、iOSに慣れたユーザであれば、ナビとオーディオは躊躇なく使えるようになっていると思います。これが、エアコンやリクライニングやミラー操作など、細かなところにまで広がってくると、新車に乗り換えようがレンタカーを借りようが、対応車であれば「運転」以外の操作には戸惑わずに済む、という地味ですが便利な環境が生まれます。

メーカー側は、メカニカルなスイッチやツマミを省いて、多くの機能のインタフェースをソフトウェア的にタッチパネルに集約していけたなら、メリットは大きくなります。タッチパネル分のコスト増はありますが、「ナビ的なものが標準搭載」と考えればナビの今の値段を考えると十分にペイできそうです。ボルボのような、CarPlay+独自インタフェースを目指した、タッチパネル導入のインセンティブとしてのCarPlayの存在は大きそう。コストもスペースも省けるので、実は大衆車にこそうれしい機能になっていくかもしれません。

2014/03/05

ASUS MeMO Pad 8


周回遅れのスペック調べ。今、ちまたで売れているというASUSのMeMO Padシリーズから7インチのMeMO Pad HD 7に引き続き、8インチのASUS MeMO Pad 8を見て行きたいと思います。

2013年末には発売されているので、値段も落ち着いてきているようです。
amazonで21,000円前後。7インチですがNexus7 ( 2013 ) 26,000円、同じくらいの7.9インチのRetinaじゃない方のiPad mini32,000円程度ということで、価格は十分に魅力的です。

【】内はNexus7(2013)のスペックです。
  • OS:Android 4.2.2【Android 4.3】
  • ディスプレイ:1,280x800【1920x1200】
  • CPU:Cortex-A9(1.6GHz クアッドCPU+Mali–400 GPU)【APQ 8064 QuadCore 1.5GHz (Snapdragon S4)】
  • メモリ:1GB 【2GB】
  • ストレージ:16GB + マイクロSDカードリーダー 【16GB】
  • 無線:IEEE 802.11b/g/n ・Bluetooth 3.0【IEEE 802.11a/b/g/n・Bluetooth 4.0】
  • カメラ:500M(リア)120M(フロント)【500M(リア)120M(フロント)】
  • サイズ:212.8 ×127.4 × 9.9【200 x 114 x 8.65
  • 重量:350g【290g】
  • その他:マイクロUSB/GPS/電子コンパスなど

7インチのMeMO Pad HD 7と比べると、Bluetoothが3.0になってしまっています。気にしない方には関係ないのですが、Bluetoothは4.0で速度を犠牲にしつつ大幅な低消費電力の通信を実現しています。腕時計やキーホルダーのような4.0の対応機器も出始めてきていますので、そんな周辺ガジェット目当てに買われる方は要注意です。

CPU(というかSoC)も7インチモデルとは違っていますが、こちらはSonyのXperia Z(最近発表された方じゃなくって初代のほうね)やNexus7 ( 2013 ) と同程度のベンチマークを示す模様。価格の割には頑張っていると思います。

ただ、無線LANは2.4GHz帯にしか対応していません。都市部に住んでる場合はどうしても周囲の家の電波と干渉してしまいます。重い動画をストリーミングできない意外な原因になったりします(経験談)。せっかくのCPU性能がありながら、ちょっともったいないですね。目的によってはこちらも要注意です。動画はmicroSDに移してからしか見ないという人などは、それほど気にしなくていいかも。

8インチですと、ちょうど文庫本感覚くらいになるので電子書籍を読むのには適しているかもしれません。
タブレットの「扱いやすさ」は重量と厚みにあると思っているのですが、iPad mini(非Retina)の場合はこれが7.2mm、308g。値段の差があるので、当然といえば当然なんですが9.9mm、350gはもうちょっとがんばって欲しかったですね。

個人的にはスペックも価格も中途半端感がありますので、自分が買うことはないです。目的が漠然としている人にはオススメしずらいかも。値段の差を考えるとNexus7をすすめてしまいそう。
逆に言えば目的がはっきりしていて、上に挙げたようなマイナス点が不要な方にはフィットするんじゃないかしら。Wi-Fi版のiPadにはないGPSもついていたりしますし。なるべく安い電子書籍リーダーとかで、たまに地図はみたいよね、みたいな。

7インチと8インチは実際に持ってみると結構印象が異なります。迷われている方は実際に店頭で手にとって見ることをオススメします。


by カエレバ

2014/03/04

ASUS MeMO Pad HD 7


今ASUSのAndroidタブレット、MeMO Padシリーズが人気だそうです。昨年夏ごろから順次発売されている新機種が、お値段と機能からウケているそう。
7・8・10インチと幅広いラインナップですが、面白いことにハード的なスペックはバラバラです。コストダウンのための部品の共通化なんてせずに、十分な低価格を実現しているという事実は恐ろしいものがあります。
日本メーカーはたまりませんな。

7インチモデルASUS MeMO Pad HD 7を見てみます。
amazon価格では現在18,000円程度です。同じASUS製ながらライバルになると思われる7インチタブレットNexus7(2013)28,000円前後ですので、1万円程度の差があります。スペックを見つつおサイフとの相談ですね。
(Nexus7のスペックを【】に併記しました。)
  • OS:Android 4.2.1【Android 4.3】
  • ディスプレイ:1,280x800【1920x1200】
  • CPU:MediaTek MTK8125 クアッドコア 1.2 GHz【APQ 8064 QuadCore 1.5GHz (Snapdragon S4)】
  • メモリ:1GB 【2GB】
  • ストレージ:16GB + マイクロSDカードリーダー 【16GB】
  • 無線:IEEE 802.11b/g/n ・Bluetooth 4.0【IEEE 802.11a/b/g/n・Bluetooth 4.0】
  • カメラ:500M(リア)120M(フロント)【500M(リア)120M(フロント)】
  • サイズ:196.8 ×120.6 ×10.8【200 x 114 x 8.65】
  • 重量:302g【290g】
  • その他:マイクロUSB/GPS/電子コンパスなど

お値段の差があるので当たり前なのですが、スペック上でNexus7に勝る点はSDカードスロットくらいでしょうか。CPUはどうやらNexus7の2012年モデルに積まれていたTegra3と同じくらいのベンチマークを示すようです。

Bluetoothが4.0対応しているのはがんばったと思いますが、個人的には無線LANが5GHz帯のa規格に対応していないのは痛いです。小さめのアパート・マンション住まいだと、コレだけで選択肢から外すのに十分な理由だとすら思っていたりします。

一般的なユーザがタブレットでやりたいことのうち、最もスペックを要求するのは動画の視聴かと思うのですが、Nexus7(2013)iPad Airあたりの世代から、ようやく地デジのデータ(並みの映像データで、暗号化されてないもの)がそのまま再生が可能になっている模様。つまり「何をやるにしてもそれなりに満足するだろう」的なスペックは、その辺を区切りとして始まっていくのではないかと思います。

ですので、用途が漠然としている方は、やはりNexus7(2013)が間違いないのでオススメじゃないかしら。個人的にも、このスペック差なら素直にNexus買うかと思います。
でもWebとメールできればOKだとか、とりあえずAndroidに触ってみたいという向きには、魅力的な価格で魅力的な選択肢だと思います。スペックは感覚的にはNexus7の2012年モデル+αなので、ひと通りのことは十分にこなせるはずです。
お値段にいちばんの魅力を感じるべきモデルだと思います。

2014/03/03

Appleが"CarPlay"を発表 - クルマとiPhoneの統合



先週に先行報道があったとおり、ジュネーヴ・モーターショーでAppleが「iOS in the Car」あらため「CarPlay」を発表しました。

すでにアナウンスされていたとおり、iPhoneとクルマを統合する機能です。対応車の車載コントローラやSiriからiPhoneの音楽を聞いたり、メッセージを読み上げたり電話をかけたりということが可能になります。Siriの真価が発揮されそうです。カーナビメーカーにはかなりの脅威かもしれません。今後のMapアプリの発展次第ではトドメをさしてしまいそう。
iPhone5以降のLightningケーブル端子をもつiPhone向けの機能です。今後、iOS7のアップデートとして提供される予定。

既報の通り、まずは今週中にフェラーリ・メルセデス・ボルボが対応車の発表を予定しています。日本車メーカーでは、すでに昨年発表されていたホンダ・日産に加えて富士重工・スズキ・トヨタ・三菱の対応予定がアナウンスされています。昨年の発表時には「トヨタがない!」というのが多少の驚きだったのですが、結局ほぼ全てのメーカーが対応してくるようです。
フェラーリ、ホンダ、ジャガー、ベンツ、ボルボ、ヒュンダイは2014年中の対応車発売を予定しているとのこと。

着実に広がるAppleワールド。
こんな風にWi-Fi版iPadからiPhoneを使えるようにしてほしいな…とか思ってしまったのは私だけでしょうか。

Appleinsider

2014/03/02

Sony Xperia Z2 tablet

 

2月下旬にスペインで開かれていた携帯電話関連の展示会Mobile World Congress。各社が新製品を発表するのが恒例化しており、今年もステキそうなニュースがわんさかありました。

個人的にはSonyの10.1インチタブレットXperia Z2 Tabletが垂涎です。それなりの評価を得ていた初代のXperia Z tablet発売からそろそろ1年ほど経ちますが、後継モデルとしてとうとう発表になりました。



スペック
  • ディスプレイ : 10.1インチ Triluminos 1920×1200
  • プロセッサ : Snapdragon 800 2.3GHzクアッドコア
  • RAM : 3GB RAM
  • ストレージ:16GB / microSDカードスロット
  • カメラ:8megapixel(リア) / 2megapixel(フロント)
  • バッテリ:6000mAh
  • OS : Android 4.4 KitKat
  • サイズ:266×172×6.4mm
  • 重量:426g(WiFi) / 439g(3g/LTE)
  • 防水防塵
防水防塵の10インチタブレットとしては、世界最薄・最軽量だそうです。初代モデルとあまり見た目はかわりませんが、最新のプロセッサとOSを搭載して、とても正統なスペックアップになっています。

最近のタブレットの傾向である、やたら密度の高い変態的な解像度のディスプレイこそ搭載していませんが、他と比べて見劣りするのは、そこくらいだと思います。その点も、ディスプレイの解像度を上げると電池の持ちは悪くなりますし、上げすぎたところで人間の網膜の認識できるピクセルの大きさには限りがあると言われていますので、10インチには十分な解像度だと思います。

すでに薄かった初代(6.9mm)よりも薄い6.4mmを実現しているのは立派です。ちなみにiPad Airで7.5mm。重量も426gで、軽さが絶賛されているiPad Airの469gより軽いです。重量に関してはiPad Airよりも低い解像度が貢献していそうですので、この辺は好みの問題なのかもしれません。
また、3G/LTEモデルはBluetoothのハンドセットを利用して通話できるようです。この大きさでファブレットと呼んでいいのかどうかは存じませんが、気になる機能です。ガラケーとスマホの2台持ちの方などには、いい選択肢になるかもしれません。

忘れかけた頃にウワサが出てくるNexus10は、最近は新モデルのウワサも聞きません。今は10インチタブレットってiPadくらいしか有力株がいなかったりする気はしますので、10インチAndroidタブレットのファーストチョイスになれちゃったりするかも!? もたもたせずに、さっさと発売しちゃうこと願ってやみません。
…ただ、Sonyはお値段がね。

BGR

2014/03/01

iOS in the Carがいよいよ来週発進 !?



iOS7の機能として発表だけされていたiOS in the Carが、いよいよ来週から公開されるというニュースが英フィナンシャル・タイムズ紙発として伝えられています。

WWDC2013で発表され、ず~~~っと「まもなく登場」になっていた機能ですが、とうとう公開になるようです。
最初の対応メーカーはフェラーリ、メルセデス、ボルボとのことです。…日本人にはとっつきにくいメーカーばかりではありますが、くじけずに待ちましょう。WWDCで発表されたパートナーには、ちゃんとホンダ、日産の名前はあったわけですので。

いまいち機能はピンと来てなかったのですが、対応車のダッシュボードのディスプレイやコントローラーから、Siri・iMessage・iTunes・MapなどのiPhoneの一部の機能が使えるようになる感じのようです。…劇的に便利になるのかといわれると、文字面だけではなんとも言えないところですが、例によって実際の動作を見たらビックリ!になることを期待しています。
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